Record China 2021年2月27日(土) 22時0分
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25日、韓国・JTBCは「米国で新型コロナウイルスをめぐるアジア系を対象にした憎悪犯罪が相次いでおり、韓国系も1日に1回の割合で被害に遭っている」と伝えた。写真は米ロサンゼルスのコリアンタウン。
2021年2月25日、韓国・JTBCは「米国で新型コロナウイルスをめぐるアジア系を対象にした憎悪犯罪が相次いでおり、韓国系も1日に1回の割合で被害に遭っている」と伝えた。
記事によると、米ロサンゼルスのコリアンタウンで16日、韓国系の20代の男性がヒスパニック系の男2人から暴行を受ける事件が発生した。2人は「チン・チャン・チョン(アジア系米国人をおとしめる表現)」「中国ウイルス」などと叫びながら男性の額や目を数回にわたって殴り、男性は鼻の骨を折る重傷を負ったという。
またニューヨークでは同日、アジア系女性を狙った暴行事件が3件も発生した。あるパン屋では50代の中国系女性が白人男性から暴行を受け、額を5針縫うけがを負ったという。
コロナ拡散以降から昨年末まで、米国で発生したアジア系対象の憎悪犯罪は約3000件。言葉による暴力が最も多く、身体的暴力も8.7%に上る。韓国系の被害は1日に1回の割合で発生しており、中国系に次いで2番目に多いという。
事態の深刻化を受け、米下院ではアジア人憎悪犯罪を糾弾する決議案まで発議されたという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「今後しばらくは米国や欧州に行かれない。理由なく殴られ死ぬかもしれない」「米国に初めてウイルスを持ち込んだのは中国人、もしくは中国から帰国した人だったかもしれないけど、本格的に拡散したのは米国人が防疫規則を守らなかったから。米国に住むアジア人は何も関係ない」「こんなんでは米国を先進国とは言えない」「憎悪犯罪は必ずなくさなければならない」など怒りや不安の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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