2021年3月1日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の2月の輸出が前年同月比9．5％増の448億1000万ドル（約4兆8000億円）となり、2012年2月（463億2000万ドル）以来の実績を記録した。

記事によると、操業日数は前年同月より3日少なかったが、4カ月連続のプラスとなった。操業日数を反映した1日平均輸出額は26．4％増の23億ドルで、やはり5カ月連続のプラス。17年10月以来の伸び率を記録した。また、2月の1日平均としては最高額となった。総輸出額と1日平均輸出額が同時に4カ月連続プラスとなったのは、輸出が好調だった17年12月～18年3月以来のことだという。記事は「明らかに回復局面に入った」と分析している。昨年は新型コロナウイルスの影響で年間実績は減少したが、昨年下半期から回復に成功し、今年はポジティブな流れが続いているという。この輸出増加傾向は当面続くものと見込まれるという。

2月は輸出主力15品目のうち、半導体、自動車、石油化学、車部品、鉄鋼、船舶、無線通信機器、ディスプレー、家電、バイオヘルス、二次電池の11品目が増加を記録したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「うれしいニュースだね」「ずっとこの調子でいこう」「日本が対韓国輸出制限を強化した時、土下座してお願いしないと韓国が滅びると言ってた人たちはどこに行った？」「昨年はどのメディアも韓国は破綻すると騒いでたな」「この国は崩壊するって？。一体いつ崩壊するんだ？（笑）」など、喜びの声が寄せられている。

一方で、「本当かね？」「大統領支持率も捏造（ねつぞう）するんだから、こんなうそのニュースで国民を扇動することぐらい、どうってことないんだろう」「選挙が近付いてるから、こういうフェイクニュースを出してるんでしょ」などと疑う声も見られた。（翻訳・編集/麻江）