Record China 2021年3月3日(水) 19時20分
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アストラゼネカ社のワクチンを接種後に、重症反応や死亡が確認される事例が相次いで発生し、韓国の防疫当局は警戒を強めている。資料写真。
2021年3月3日、韓国・ヘラルド経済によると、アストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチンを接種後に死亡する事例が相次いで発生し、韓国の防疫当局は警戒を強めている。
記事によると、京畿道高陽市のコロナ専用療養病院でアストラゼネカ社のワクチンを接種した50代の男性が3日に死亡した。男性は前日に接種を受けた後、心臓発作や呼吸困難に見舞われ応急処置を受けたが、3日午前に再び心臓発作を発症し亡くなったという。男性には心臓病や糖尿病、脳卒中などの基礎疾患があったことが分かっているが、ワクチンとの関連性はまだ確認されていない。
また平沢市でも、アストラゼネカ社のワクチン接種後に重症反応が表れていた60代の男性が4日後に死亡した。脳血管障害で平沢市の病院に入院していた男性は、2月27日の午後2時30分にワクチンの接種を受けた後、翌日の午後10時30分から高熱や全身の痛みなどの異常を訴えた。病院側は鎮痛剤や解熱剤などを処方して様子を見ていたが、好転と悪化を繰り返し、今月2日の午前10時ごろに亡くなったという。この男性の死亡とワクチンとの関連性も、現在調査中とされる。
さらに京畿道では、ワクチン接種後に重症反応が表れた事例が2件報告された。京畿道の防疫当局は、「議政府と平沢の療養病院でアストラゼネカ社のワクチン接種を受けた50代の男性1人と60代の男性1人に血圧低下や全身無力感の症状が確認され、現場で応急処置の上、近くの病院に移送された」と発表した。2月26日にワクチン接種が始まって以来、重症以上の反応事例が報告されたのは初めてという。
この報道に対し韓国のネットユーザーは、「65歳未満でも基礎疾患のある人に対しては、打つべきでない」「大統領が打たずに見るだけだった理由が分かった」「徹底的に原因を解明すべき。そして不安が広がる前に大統領が接種を受けるべき」「50代以上で高血圧や糖尿病などの基礎疾患がない人を探す方が難しい。その人たちがみんな受けられないならワクチンの意味がない」など、さまざまな反応を見せている。(翻訳・編集/丸山)
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