韓国で中国グルメが大人気、半調理品の売り上げが好調―中国メディア

人民網日本語版    2021年3月6日(土) 18時0分

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中国のグルメは世界的に非常に評価が高い。韓国では新型コロナウイルス感染症の流行中に、中国料理の半調理品が非常によく売れた。

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中国のグルメは世界的に非常に評価が高い。韓国では新型コロナウイルス感染症の流行中に、中国料理の半調理品が非常によく売れた。すぐに食べられるようにするため、一部の中国グルメが半調理品やインスタント食品などになって、大勢の韓国人の食卓に上るようになった。韓国の複数のレストランが、自宅で質の高いグルメを楽しみたいという人々のニーズに焦点を合わせ、こだわりの麻婆豆腐や東坡肉といった中国料理の半調理品を売り出した。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが伝えた。

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ソウルのある一級レストランのシェフが開発した半製品のジャージャン麺は、発売からの半年間で累計25万袋以上を売り上げた。感染症前には客でにぎわっていた中国式の火鍋レストランは、店内飲食の売り上げが大幅に減少した中で、半調理品の冒菜(成都の名物料理)のデリバリーを打ち出した。レストランの中には、グルメブロガーを招待して試食してもらい、ネットでのマーケティングをしかけ、地元の「デリバリー・ネット人気店」になるところもある。

韓国の中国式火鍋レストランの店長の陳曦さんは、「冒菜のデリバリーを発売すると、うちの店の月間売上高は2割近く上昇した。一連の利用者調査の後、氷粉(デザートの一種)や酥肉(豚肉の衣揚げ)などの新メニューもデリバリーに加えた」と話した。

韓国では1-2人の小規模世帯が全世帯の6割を占める。コンビニは、中国料理のインスタント食品のビジネスチャンスをつかむため、少量パッケージの鍋包肉(豚肉唐揚げの甘酢ソースかけ)、辣子鶏(鶏唐揚げの辛味炒め)などを打ち出した。レンジで加熱すればすぐに食べられ、ちゃんとした食事にも酒のつまみにもなる。ECプラットフォームと大手チェーンスーパーは麻辣湯(辛味スープ)、麻辣香鍋(汁なし辛味鍋)などの冷蔵食品を打ち出した。冷蔵庫に入れておけば長くおいしさをキープできる。

家で食事をすることが増えたため、たくさんの韓国人が自分の手を動かして新しいメニューに挑戦するようになり、調味料市場では中国の辣椒醤、豆板醤、オイスターソースなどが非常に人気だ。若い人の中には、中国料理の作り方と動画をアップして人と共有し、たくさんのファンとアクセス数を獲得している。中国料理への関心が高まるにつれ、今、より多様なスタイルで中国の風味やテイストが韓国中に広がっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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