2021年3月4日、韓国・マネートゥデイによると、ソウルの地下鉄の座席に放尿する男性の映像が公開され、物議を呼んでいる。

記事によると、韓国の匿名インターネット掲示板に3日、「リアルタイム、1号線で立ちションする変わり者」と題するスレッドが投稿された。スレッド主は、10秒ほどの映像と共に「これは現実？旅行から帰ってくる途中に、歴代級の変わり者に遭遇した」とつづっている。映像には、地下鉄の車内で1人の男性が座席前に立って用を足す姿が映っている。尿と思われる液体が座席の上にこぼれる様子も見て取れる。撮影されたのは深夜で、他の乗客はほとんどいなかったとスレッド主は説明している。

なお、韓国における地下鉄内の放尿、飲酒、喫煙行為は「鉄道安全法第47条（旅客列車での禁止行為）」と「軽犯罪処罰法第3条」に当たる違法行為で、10万ウォン（約9500円）以下の罰金、拘留または過料が科される。中でも放尿は公共器物破損罪にも該当するという。

この光景を見た他のネットユーザーからは「なんてことだ」「どうしちゃったの？」「すぐに立件して損害賠償を請求すべき」と驚く声が上がっており、「罰金が安いから同様の事件が後を絶たない」「放尿テロをもっと厳しく罰するべきだ」など処罰の軽さを指摘する声も多い。

また、1号線には物を売ったり物乞いをしたりする人（こちらも違法行為）も見かけられることから「1号線には変な人が多い」「これだから1号線の座席は座らない方がいい」との声や、「布製の座席だから、取り替えない限り掃除してもにおいは取れない」と心配する声、さらには「動画を撮ってアップする前に男性を止めようとは思わなかったの？」と撮影者に対する苦言も寄せられている。（翻訳・編集/松村）