Record China 2021年3月8日(月) 17時20分
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ドイツでこのほど、「新型コロナウイルスは中国で生まれて世界に広がった」などと記載している子ども向け絵本に対し、中国系の人々から「誤解を招くとともに中国への憎悪の種を植える」などの指摘が出ているという。
ドイツでこのほど、「新型コロナウイルスは中国で生まれて世界に広がった」などと記載している子ども向け絵本に対し、中国系の人々から「誤解を招くとともに中国への憎悪の種を植える」などの指摘が出ているという。これを受け、ハンブルクにある中国総領事館は出版社側に厳正な申し入れを行った。
中国メディアの整点新聞や香港メディアの蘋果日報(アップルデイリー)が6日付で伝えたところによると、問題になっているのは「アンナとモリッツのためのコロナの虹」とのタイトルの絵本で、ハンブルクのカールセン出版社が昨年6月11日に出版したもの。
絵本には、アンナとモリッツの父親が2人に対し「このウイルスは中国で生まれてそこから世界に広がった。感染すると咳や熱が出る。肺の病気になりうまく呼吸できなくなることもある」などと話す場面があり、中国系の人々から不満の声が上がった。
出版社側は、中国系の人々からの抗議の書簡に対し、「不適切な言い回しだった」とし、意図的ではなかったことを強調した上で、重版の際に修正すると回答しているという。(翻訳・編集/柳川)
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