米司令官が警告「中国が先に第6世代戦闘機を持てば、米国は完全に覇権を失う」―独メディア

Record China    2021年3月9日(火) 13時0分

拡大

8日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、米空軍司令官が「中国に第6世代戦闘機を先に作られれば、米国は覇権を失うことになる」と警告したことを報じた。

2021年3月8日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、米空軍司令官が「中国に第6世代戦闘機を先に作られれば、米国は覇権を失うことになる」と警告したことを報じた。

記事は、米空軍航空戦闘司令部のマーク・D・ケリー司令官が4日、米空軍が次世代戦闘機(NGAD)の開発を進める中で、中国軍が先に第6世代戦闘機の配備を行う可能性があり、そうなれば米国は空中における優位性を失うかもしれないとの見方を示したことを伝えた。

また、ケリー司令官がさらにF-35戦闘機の問題点について指摘するとともに、2025年までにF-35の作戦コストを1時間あたり2万5000ドルまで引き下げるという目標の達成が難しいとしたことを紹介。F-35戦闘機は計画時点の設計コストは低廉だったものの、その維持費やランニングコストが非常に高く、F-16戦闘機のおよそ4倍に相当することが問題されてきたとした。

さらに、2015年の就役から性能上の問題が続出しており、現時点でも大量生産に踏み切れていないと指摘。コストの問題もあり、米空軍はF-35の戦闘機調達を45%以上減らす計画を検討せざるを得ない状況になっていると伝えた。

一方で、中国はすでに第5世代ステルス戦闘機であるJ-20戦闘機の生産規模を拡大し、17年の就役以降生産台数はすでに60~70機に達していると紹介。今後中国が第6世代戦闘機を世に送り出すことになれば、戦闘機分野における米国の覇権は徹底的に改められることになるだろうとしている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携