Record China 2021年3月10日(水) 6時20分
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8日、韓国・ヘラルド経済は「これまで日本が独占してきたパワー半導体のテストシステムを韓国の研究チームが開発した」と伝えた。資料写真。
2021年3月8日、韓国・ヘラルド経済は「これまで日本が独占してきたパワー半導体のテストシステムを韓国の研究チームが開発した」と伝えた。
記事によると、韓国電気研究院は8日、電力半導体研究センターの研究チームが炭化ケイ素(SiC)の欠陥を早期に分析・評価する技術を開発したと明らかにした。
パワー半導体は、電気自動車、再生可能エネルギーなどエコ産業の根幹となる先端素材。5G通信ネットワークなどデジタル基盤の4次産業をリードする基幹技術で、最近注目を集めている。そのパワー半導体の制御効率を維持する素材は従来のシリコン(Si)からSiCへの代替が急速に進んでいる。しかしSiCは目に見えない内部の結晶欠陥があり、これが半導体素子の性能を低下させる主要原因の一つに数えられている。そのため、高性能のSiCパワー半導体の開発には、SiCの欠陥を検査し各種問題を解決する分析技術が必要となる。現在、欠陥特定システムは日本が世界市場の80%以上を占有しているという。
今回の開発は、光ルミネセンス(PL)現象を利用してCiSの欠陥を検出するという技術。検査精密度などシステムの性能は日本のシステムと同等以上の水準を示したという。研究チームは、業者との技術移転・商用化ライン構築により、システムの価格も日本製品(約14億ウォン=約1億3000万円)の半分ほどの水準で供給できると期待しているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「気分のいい記事だね」「こういう記事をたくさん読みたい」「研究者の皆さんを応援します。年俸をどんと上げるべきだ」「21世紀の独立運動家だ」「皆さんこそ真の愛国者です」などの喜びの声と、「日本は韓国に無条件で敗北する」「日本製品は全て国産品に替えるべき」「日本を韓国から完全に追い払おう」など日本ボイコットを呼び掛ける声が多数寄せられている。
その他「中国に(技術を盗まれないように)気を付けよう」と警戒する声も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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