メキシコ、米国にワクチン共有を拒否され、中国に頼る―中国メディア

Record China    2021年3月13日(土) 19時20分

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中国日報網は10日、メキシコについて「米国に新型コロナウイルスワクチンの共有を拒否され、中国に頼ることに方向転換した」と報じている。

中国メディアの中国日報網は10日、メキシコについて「米国新型コロナウイルスワクチンの共有を拒否され、中国に頼ることに方向転換した」と報じている。

ロイター通信の報道を引用して伝えたもので、それによると、メキシコのエブラルド外相は9日の記者会見で、「メキシコはワクチンの不足を埋めるために、2200万回分の中国製ワクチンの注文に目を向けている」とし、「ロペスオブラドール大統領が中国からより多くの支援を得るための努力を主導した結果、2200万回分のワクチンを入手できることが確認された」とした。

エブラルド外相によると、メキシコは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチン1000万回分を注文し、5~7月に到着予定で、それ以前にも3~5月に到着予定の1000万回分を注文している。

また中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)製のワクチン300万回分は10日に到着し、ケレタロ州に送られる予定だ。

さらに、中国医薬集団(シノファーム)のワクチンについても、保健当局が緊急使用を承認すれば1200万回分を注文する予定だという。

米国のバイデン政権は先週、ワクチンをメキシコと分け合う計画はなく、自国民の接種を優先すると表明していた。(翻訳・編集/柳川)

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