韓国、600年の歴史ある文廟の上に作業車が落下! 僧侶の放火で1000年の寺焼失したばかり―中国メディア

Record China    2021年3月11日(木) 22時20分

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今月8日、韓国成均館大学の文廟(孔子廟)の上に工事車両が落下する事故があった。

今月8日、韓国成均館大学の文廟(孔子廟)の上に工事車両が落下する事故があった。中国メディアの海外網は11日付の記事で、先日発生した寺への放火事件に言及し、「韓国のネットユーザーが心痛」と報じている。

報道によると、事故があったのは8日午前9時ごろ。クレーン車で敷地内に樹木を剪定(せんてい)するための作業用車両をつり上げて搬入しようとしたところ、突然ロープが切れ、瓦屋根の上に落下したという。

この事故によるけが人はいなかったが、瓦屋根は長さ6.5メートル、幅4.7メートルにわたり損傷。周囲には割れた瓦が一面に散乱した。文廟は韓国の宝物第141号に指定されており、1398年の建立から幾度かの破損、再建を繰り返し600年余りの歴史があるという。

関係者は「事故による損失はお金では測れない」と肩を落とした。韓国メディアによると、修復には少なくとも1カ月かかるという。

海外網の記事は、このニュースが流れるとネットユーザーからは「1000年の歴史を持つ古寺が焼失したばかりなのに」と心を痛める声が上がったと報じている。今月5日、韓国全羅北道井邑にある内蔵寺の大雄殿が全焼する火事があった。原因は放火で、同僚に不満を抱いた僧侶(53)が酒に酔って犯行に及んだという。(翻訳・編集/北田

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