Record China 2021年3月15日(月) 10時50分
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人気作家の流潋紫が12日、清朝の後宮を舞台にした作品の第3部となる「徳妃伝」の脚本が完成したことを、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で公表した。
人気作家の流潋紫(リウリエンズー)が12日、清朝の後宮を舞台にした作品の第3部となる「徳妃伝」の脚本が完成したことを、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で発表した。
36歳の女性作家の流潋紫は、いずれも清朝の後宮を描いたドラマ「宮廷の諍い女」「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」の原作者。12日、雍正帝の母親の徳妃(烏雅氏)を主人公に、第3部となる「徳妃伝」の脚本が完成したことをウェイボーで公表。過去作品で世間から上がった批判の声も真摯に受け止め、「徳妃伝」を新たな始まりにしたいと書き記している。
流潋紫の名を一躍世に知らしめたのは、2006年に発表された小説「後宮甄嬛伝」だった。同作は11年、女優スン・リー(孫儷)をヒロインに起用してドラマ化された「宮廷の諍(いさか)い女」が、社会現象を巻き起こす大ヒットを記録。雍正帝の妃で乾隆帝の生母、孝聖憲皇后を主人公にした作品となっている。
続いて12年に発表した「後宮如懿伝」は、女優ジョウ・シュン(周迅)がヒロインを演じるドラマ「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」となり、18年に配信されてこちらもヒットを記録。雍正帝の子、乾隆帝の皇后となった烏拉那拉氏が主人公となっている。
なお、「徳妃伝」の主人公となる烏雅氏は、「宮廷の諍い女」にも皇太后として登場していた人物。人気ドラマの第3作目として、今後はキャスティングにも注目が集まると予想される。(Mathilda)
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