anomado 2021年3月15日(月) 20時50分
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香港の俳優アンディ・ラウが、主演映画「人潮洶湧」の思いがけない起死回生の状況について、デビュー以来初めての経験だと語っている。
香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)が、主演映画「人潮洶湧」の思いがけない起死回生の状況について、デビュー以来初めての経験だと語っている。
アンディ・ラウ主演の中国映画「人潮洶湧」は、2012年の日本映画「鍵泥棒のメソッド」をリメークした作品。1年のうち映画市場が最も盛り上がる春節(旧正月)シーズンの先月12日に封切られたが、他の話題作に押されて、一時は全国の映画館でのスクリーン占有率がわずか2.8%まで落ち込むことに。メガホンを執ったラオ・シャオジー(饒曉志)監督が、「人潮洶湧」にもっと上映の機会を与えてくれるようメッセージを発信したことも話題となった。
しかしその後は、「人潮洶湧」のスクリーン占有率が徐々に上昇。今月11日には18%に達したほか、春節に公開された7作品の中で、1日当たりの観客動員数がトップとなった。また14日夜には、興行収入が7億元(約117億円)を突破し、同日の興行ランキングで第3位につけている。
11日夜、共演者のシャオ・ヤン(肖央)と共にSNSでライブ配信を行い、「人潮洶湧」への支持を呼びかけたアンディ・ラウは、映画の思いがけない“逆襲”現象についてもコメント。デビュー以来、40年の俳優生活で「こんな経験は初めて」と驚きを隠せない様子で語っている。当初、スクリーン占有率の低迷は気にしていなかったというアンディ・ラウだが、20%近くまで回復したことで、映画に関わった人々の陰での努力と、応援してくれた観客に感謝したいとも話している。(提供/華流・anomado)
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