2021年3月14日、中国中央テレビ（CCTV）は、日本で新型コロナウイルスの変異株が急速にまん延していると報じた。

同テレビはニュース番組の中で、「近ごろ新型コロナウイルスの変異株が日本で急速にまん延しており、変異株のさらなる海外からの流入を防ぐために、日本では再度入国制限政策を強化しており、日本人や日本での長期在住資格を持つ外国人を含む1日平均の入国者数を2000人以内にしている」と伝えた。

また、変異株の感染確認が47都道府県中25都道府県で確認されており、特に兵庫県神戸市では今月4日までの1週間における新型コロナ感染者の4割近くが変異株への感染だったと説明。12日にはフィリピンで発生した変異株が新たに日本国内で見つかり、日本で確認された変異株がすでに5種類になったとしている。

さらに、全日空が今月21日までの海外から日本に到着するすべての航空便について予約を停止したほか、日本航空も今月のフランス、英国、ドイツから日本にやってくる航空便の予約と停止していると伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「お願いだから早く終わってくれ」「旅行に行きたいから早く収束して」「変異株は一体何種類あるのか。もはや無尽蔵ではないか」「ワクチン打ってない人は急いでワクチン打って」「世界のコロナ感染が早くストップしますように」「いつになったら日本に行けるようになるんだよ！」「航空会社にとっては瀕死（ひんし）の大打撃だな」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）