ドラマ「となりのツンデレ王子」（我只喜歓你）の俳優チャン・ユージエン（張雨剣）が15日、既婚で子どもがいることをSNSで明かした。同作で共演した女優ウー・チェン（呉倩）が子どもの母親であることを間接的に認めている。

チャン・ユージエンは15日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）にプライベートに関する内容を投稿。「普通に恋愛し、結婚してかわいい子どもがいます。法律のプロセスに沿ったものです」と書き込んだほか、メディアが子どもの写真を撮って公開したことについて、「プライベートまで公開する義務はありません」「子どもの名前を報じるのは不当な行為」と抗議。さらに、「子どもを守れなかったことは親のミス。母親は今も自分を責めています」とも記している。

同じ15日、女優ウー・チェンが女の子を抱いて、母親とショッピングモールを訪れる姿がウェブメディアの記事に登場したことが、今回のウェイボーへの投稿の発端となっている。記事には子どもの「張」姓のフルネームも記されており、チャン・ユージエンは今回、結婚相手がウー・チェンであることを間接的に認めた形となる。

2019年に配信されてヒット作となった「となりのツンデレ王子」に主演したチャン・ユージエンとウー・チェンに、交際のうわさが持ち上がったのは18年秋のこと。19年11月には、そろって病院にやって来たところを目撃され、当時すでに妊娠中とも報じられていた。また昨年7月には、南京市で撮影中のウー・チェンの元をチャン・ユージエンが訪ね、一緒にヘアサロンへ足を運ぶ姿も写真に撮られている。

「となりのツンデレ王子」は高校時代、ひょんなことから教室で隣の席同士になった頭脳明晰（めいせき）だが不器用な男の子と、平凡で素朴な優しい心を持つ女の子が、2人の間に生まれた誤解や家族の問題など、さまざまな壁にぶつかりながら成長し、結婚に至る姿を描く爽やかなラブストーリー。非常に人気の高い作品だけに、主演2人の交際が報じられた時から応援する声が多く、今回のチャン・ユージエンの発表にも、たくさんのエールや祝福が寄せられている。（Mathilda）