Record China 2021年3月28日(日) 9時0分
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19日、韓国・聯合ニュースは、韓国の最高学府・ソウル大学を卒業し約50年を経て日本語を学ぶために再び大学生となった79歳の男性を紹介した。写真は済州漢拏大学。
2021年3月19日、韓国・聯合ニュースは、韓国の最高学府・ソウル大学を卒業し約50年を経て日本語を学ぶために再び大学生となった79歳の男性を紹介した。
記事によると、男性は1942年生まれ。1960年代にソウル大学哲学科と行政大学院を卒業し社会人となり、引退後は済州(チェジュ)島に移住した。今年、済州漢拏大学に入学し、注目を集めている。
男性は済州の歴史に関する文章を書いており、耽羅(タムラ、かつて済州島に存在した王国)史に関する執筆を進めていたところ、資料の少なさに限界を感じた。済州と距離的に近い日本に資料や論文が残っているのではないかと考え、じっくり執筆に取り組むためにも、日本語の基礎から学ぼうと決心したという。男性は「日本の書籍を読めるほどに実力が向上するか疑問であり、望みの資料を得ることもできないかもしれない。しかし、若者と青春を満喫し、日本語を知り、隣国・日本を知るという経験は得られるでしょう」「今は100歳人生。80歳は新しいスタートです」などと話しているという。
韓国専門大学教育協議会は「生涯教育として、第二の人生に挑戦するため専門大学(2~3年制の高等教育機関)に入学するケースが増えている」と説明したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「カッコいいな」「耐えることのない情熱と向学心、本当にすばらしい。若い世代として頭が下がるし、見習いたいところがたくさんある」「長寿の人たちの特徴だ。学ぶことをやめない」「年齢なんてただの数字だ」「学びに年齢はない!。年を取っても挑戦する姿はすばらしい」など、称賛のコメントが殺到している。
一方で、「お金と時間があれば何だってできるよ」というコメントや「今後の高齢化時代、学校が生き残る手段のヒントかもしれないね」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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