Record China 2021年3月22日(月) 22時20分
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22日、韓国・KBSは「夢の舞台である甲子園に初めて韓国系民族学校をルーツとする学校が出場する」と伝えた。資料写真。
2021年3月22日、韓国・KBSは「夢の舞台である甲子園に初めて韓国系民族学校をルーツとする学校が出場する」と伝えた。
前身が京都韓国学園の京都国際高校は、19日に開幕した第93回選抜高校野球大会(甲子園)に出場する。外国系にルーツを持つ学校が同大会に出場するのは初めてのことという。
記事は同校の歴史について「野球部ができたのは1999年のこと」とし、「民族学校に対する差別が原因で生徒が減り、廃校の危機を脱するべく野球に特化した学校を作ることにした」と紹介している。初の公式試合は0対34で惨敗したというが、その後は日本の生徒にも門戸を広げ、初戦で敗北した相手チームの選手が監督に就任した。同校は生徒の40%が在日コリアンだが、現在の野球部の選手40人は全員日本国籍だという。
最後に記事は「同校の校歌は『東海(日本海の韓国名)』という歌詞で始まる」とし、「日本全国に韓国語の校歌が初めて生中継される23日の初戦を在日韓国人らは指折り数えて待っている」と伝えている。
このニュースに韓国のネットユーザーからは「0対34で大敗した厳しい環境の中でも諦めず、夢の甲子園に行ったなんて感動だ。『東海』から始まる校歌を歌う勇気にも、無限の喝采を送りたい」「韓国でも放送されたらいいのに。応援したい」などの声が寄せられている。
また、「反対に韓国でこういう大会に日本系の学校が出場したら猛バッシングに遭うだろうな」「韓国ではこういうことはほぼ不可能だ」「こういう部分はやっぱり先進国だ」と感心するユーザーも見られた。(翻訳・編集/堂本)
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