Record China 2021年3月26日(金) 9時40分
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“中国版ゴールデンラズベリー賞”の金掃箒奨(金のほうき賞)は今月末に発表されるが、今年の見どころをニュースサイトの新浪(SINA)が伝えている。
今年の最低映画“中国版ゴールデンラズベリー賞”の金掃箒奨(金のほうき賞)は今月末に発表されるが、見どころをニュースサイトの新浪(SINA)が伝えている。
中国の映画雑誌「青年電影手冊」が主催する金掃箒奨は、今年で12回目を迎え、年を重ねる毎に注目度が上昇。今年1月に一般投票で選ばれた中から、31名の映画関係者が選出したノミネートリストが公表されており、今月末に各部門の受賞者や受賞作品が明らかになる。
新浪が紹介した今年の注目点の1つは、人気俳優たちが集まった「最も残念な俳優賞」部門。中でも最も残念なのが、いずれも2作品でノミネートされているリー・シエン(李現)とホアン・ジンユー(黄景瑜)、台湾の俳優リー・ホンチー(李鴻其)の3人。リー・シエンの「抵達之謎」は昨年公開ながら、3年前に制作された作品のため、ファンからは「今になって演技を批判するのは不公平」との声もある。リー・ホンチーは若手演技派として人気が上昇しているが、主演映画「我在時間的尽頭」への世間の評価が低いこともあり、残念ながら名前を連ねることになった。
「最も残念な映画賞」部門にノミネートされているのが、作家で映画監督のグオ・ジンミン(郭敬明)監督作品の「陰陽師:とこしえの夢」(中国語タイトル「晴雅集」)。昨年12月、同監督が過去に発表した小説について、疑われていた一部盗作を認めたことから、「陰陽師」の劇場公開が急きょ打ち切られる騒ぎになった。
過去にはヒットした「小時代」シリーズでも受賞するなど、金掃箒奨の常連として知られるグオ・ジンミンだが、今回は「最も残念な映画」に加え、「最も残念な脚本賞」部門でも「陰陽師」「冷血狂宴」「如果声音不記得」と最多の3作品でノミネートされている。今回、また受賞数を伸ばすのかどうかも大きな注目点となっている。(Mathilda)
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