中国スポーツブランドANTAがBCI脱退を表明、新疆綿めぐり=中国ネット「好感度が上がった」

Record China    2021年3月25日(木) 15時20分

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中国のスポーツファッションブランド・ANTA(安踏)が24日、新疆ウイグル自治区の人権問題で新疆産綿花の使用を禁止したスイスの綿花生産団体から脱退することを表明した。

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2021年3月24日、中国のスポーツファッションブランド・ANTA(安踏)が、新疆ウイグル自治区の人権問題で新疆産綿花の使用を禁止したスイスの綿花生産団体から脱退することを表明した。

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ANTAは24日、中国版ツイッター・微博アカウントを通じて「ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)が先日発表した声明に重大な懸念を抱いたことにより、われわれは当該組織を脱退する手続きを進めている」と明らかにした。

同アカウントは、持続可能な環境保護活動に賛同する同社が2019年にBCI会員となり、世界各地における栽培者や環境に優しい綿花栽培、生産を推進してきたとした上で、新疆での人権問題を理由に現地産の綿花使用を禁止した同団体を脱退し、引き続き新疆を含む中国産の綿花を使用する意思を示している。

この件について、中国のネットユーザーは「ANTAはわれわれを失望させなかった」「ANTAは優秀な民族ブランドだと信じている」「素早い行動に、好感度が上がった」「早速ネットでANTAの製品を買ってあげたぞ」「今回の件で一層国内ブランドに注目が集まりそうだな」などANTAの行動を称賛するコメントが多く寄せられた。

また、一部で「反応が遅い」との声が出ていることに対し「そこまでたたく必要はない。それならどうして新疆産の綿花使用を止めた海外ブランドをたたきにいかないのか」といった意見も見られた。(翻訳・編集/川尻

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