韓国の若者の半数以上が「子どもいらない」、世界で最初に消滅する国に?―中国メディア

Record China    2021年3月27日(土) 16時20分

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25日、和訊は、韓国の若い世代の半数以上が結婚後に子どもを作る必要はないと認識していることが、韓国政府の調査によって明らかになったと報じた。写真はソウル。

2021年3月25日、中国メディアの和訊は、韓国の若い世代の半数以上が結婚後に子どもを作る必要はないと認識していることが、韓国政府の調査によって明らかになったと報じた。

記事は、韓国統計庁が25日、昨年13歳以上の国民に対して実施した社会状況総合調査の結果を発表、その中で「結婚後に子どもを作る必要はない」と認識している人が約32%に達し、2年前に比べて1.6ポイント増加したと伝えた。

また、年齢別では13~19歳が60.6%と最も高く、20~29歳の52.5%、30~39歳の41%、40~49歳の34.6%、50~59歳の22.1%、60歳以上の12.1%と続いたほか、性別では女性が36.6%で、男性の27.3%をおよそ10ポイント上回る結果になったとした。

さらに、結婚する必要の有無については、51.2%が「必要」と答えており、2年前より3.1ポイント上昇したものの、20~29歳では「必要」は35.4%にとどまり、「どちらでもいい」が52%、「必要ない」が8.1%となったことを紹介。生活満足度についての質問では、61.6%が自らの生活に満足を示し、70.5%が「幸福を感じる」と答える一方で、22.3%が「孤独を感じる」と回答したことを伝えている。

記事は、韓国では近年出生率が下がり続けており、昨年は死者数が出生者数を上回る現象が初めて出現したとし、英オックスフォード大学の人口学専門家が「韓国は世界で初めて消失する国になるかもしれない」と警鐘を鳴らしたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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