二重アゴ、シワ、シミ…携帯電話の使いすぎで美女がブスに?―中国メディア

Record China    2014年5月1日(木) 2時20分

拡大

28日、「注意しよう!長時間携帯電話を使っていると、醜くなるよ」。こうした微博(ウェイボー)が最近、多くの「スマホ族」の注目を集め、携帯電話依存症「患者」を脅かしている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年4月28日、「注意しよう!長時間携帯電話を使っていると、醜くなるよ」。こうした微博(ウェイボー)が最近、多くの「スマホ族」の注目を集め、携帯電話依存症「患者」を脅かしている。携帯電話はいつでも私たちの身近にあるが、「最も愛する人に、最も深く傷つけられる」というのは本当なのだろうか。微博での「美貌を衰えさせる携帯電話の罪状」について取材した。金陵晩報が伝えた。

その他の写真

微博では「長時間、頭を下げて携帯電話をいじっていると、頬とアゴの筋肉が垂れ下がり、長期にわたれば二重アゴが形成され、年齢より老けて見える可能性がある」とされている。

東南大学附属中大病院整形美容センターの張(ジャン)主治医によると、これはただの主観的な考えで、まだ十分な理論やデータの裏付けはないという。二重アゴの形成は広頚筋の弛緩度と関係があり、頭を低くすることで直接形成されるのではない。しかし頭を下げて携帯電話をいじっていると、人間の首には大きな圧力がかかり、首の筋肉も垂直に存在しているため、垂れ下がりやすいという。

▼罪状1:頭を下げて携帯電話を長い間いじっていると二重アゴになる。

頭を低く下げた姿勢を続けると、首の筋肉が縮まり、表皮細胞の老化が速まり、首のシワが深くなる。

▼罪状2:微博では、頭を下げて携帯電話をいじることの2つの大きな罪状が挙げられている。もう一つが、目尻のシワの形成を早めるというものだ。原因は、携帯電話の画面の文字は小さく、読むのが大変なため、無意識に目を細めやすく、長期間になると眉間や目尻にシワを形成するという。

張主治医は、こうした説は初耳と語る。シワも「本物」と「ニセモノ」に分けることができ、もし表情がない時にはシワがなく、表情がある時に目尻や口元、眉間などに出るシワは、「ニセモノ」のシワだという。目尻の「カラスの足跡」は静止型のシワで、その形成は皮膚の老化と関係がある。もし携帯電話を長時間使いすぎてシワの形成が早まるというのなら、おそらく夜更かしして携帯電話をいじったせいで皮膚の状態が低下し、隈などができたせいだという。

▼罪状3:微博では、長時間電話を使っていると肌にシミが出やすいとしている。また長電話すると耳や頬を熱く感じるが、これは携帯電話の電磁波によるもので、皮膚にメラニン色素を形成し、長期にわたるとシミになると説明している。

中大病院皮膚科の董(ドン)主治医は「こうした言い方は正確ではない。一般に紫外線の照射によりメラニン色素が沈着し、そこからシミが生まれるからだ。携帯電話の電磁波は紫外線ではないため、長電話でシミができるという言い方は、検証が必要だ」と語る。

しかし董主治医は、携帯電話を使うことで接触性皮膚炎になる可能性のある人もいると語る。金属やゴムなどに対するアレルギーのある人がいるためで、多くの携帯電話の表面はこうした材料で作られているためだ。このため、携帯電話がアレルギーを引き起こす可能性はある。

▼罪状4:ニキビや吹き出物を作る。理由は画面や手の消毒を忘れるためで、電話を使う時に細菌や汚れが顔につき、特に額やアゴ、頬などにニキビなどの皮膚の問題を生じる可能性がある。

董主治医によると、携帯電話に長く接触しているとニキビができるというのは、原因の一つに過ぎないという。ニキビや吹き出物の主な原因は内分泌系の問題だ。携帯電話を使う時間が長くなるにつれ、携帯電話自身の温度が高まり、ニキビや吹き出物といった皮膚の問題を悪化させる可能性はある。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携