H&Mの新疆産綿花不買問題、中国消費者協会は「消費者の合法的権益を侵害」―中国メディア

人民網日本語版    2021年3月26日(金) 19時50分

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スウェーデンのアパレルメーカー・H&Mが、新疆産の綿花を製品に使わないと宣言した問題で、中国消費者協会は「中国の消費者の感情を著しく傷つけ、消費者の合法的権益を侵害している」とした。

スウェーデンのアパレルメーカー・H&Mが、新疆ウイグル自治区産の綿花を製品に使わないと宣言した問題で、中国消費者協会は25日、公式サイトで、「一部の国際的な業界組織や多国籍企業がデマに基づいて、新疆ウイグル自治区産の綿花や関連製品を使わず、提携を中止し、承認を取り消すと宣言した。そのようなやり方は、中国の消費者の感情を著しく傷つけ、消費者の合法的権益を侵害している」とし、「重大な関心を持っている」とした。中国新聞網が伝えた。

「中華人民共和国消費者権益保護法」によると、消費者には知る権利、自主選択権、人格的尊厳が尊重される権利がある。中国消費者協会は、「関係企業が中国で事業を展開する場合、中国の法律を厳正に遵守し、消費者の権益を保護する責任を確実に果たさなければならない。でっち上げや濡れ衣を着せるデマに基づいて、消費財の原料や産地などの実際の状況を、偽って宣伝し、中国内外の消費者を騙し、愚弄することに反対する。また、事実を捏造し、仕入れを制限し、供給を差別的に取り扱い、良質な原料や商品を使って作られた末端消費財を自由に選択できる消費者の権利を侵害することに反対する。そして、中国で商品を販売し、利益を得ているにもかかわらず、中国の消費者の民族的感情、人格的尊厳を傷つけることに反対する」との声明を出した。

関連の業界組織や多国籍企業は、同様の虚偽の宣伝、差別的措置、消費者の合法的権益を損なうやり方を直ちに止め、不誠実、不公平で、モラルに反する商業的行為を直ちに正し、多国籍企業としての法定責任、社会的責任を真に担い、実際の行動で中国の消費者を尊重していることを示さなければならない。

中国消費者協会は、関連した事態の発展を注視しており、消費者の合法的権益を確実に保護していくとした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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