H&M、今度はベトナム人を怒らせる...―華字サイト

Record China    2021年4月5日(月) 16時50分

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スウェーデンの衣料品大手H&Mについて、華僑向けポータルサイトの文学城に4日、「今度はベトナムのネット民を怒らせた...」とする記事が掲載された。

スウェーデンの衣料品大手H&Mについて、華僑向けポータルサイトの文学城に4日、「今度はベトナムのネット民を怒らせた...」とする記事が掲載された。

H&Mをめぐっては、中国新疆ウイグル自治区の綿花生産で少数民族のウイグル族が強制労働をさせられていると報じられていることへの懸念を表明し、新疆産の綿の不使用を決定したことを受け、中国国内で同社製品の不買運動が広がっている。

また、H&Mの公式サイトに「問題のある中国の地図」が掲載されているとするインターネット利用者からの通報を受け、上海市当局が同社に訂正を求め、同社がそれに応じたとも報じられていた。

地図の何が違法だったかについて中国側は説明していないが、文学城に掲載された記事によると、香港メディアの香港01は4日付の記事で、「ベトナムと中国の間には南シナ海の主権争いがあり、ベトナムの一部のネット民は、H&Mが中国の機嫌を取って地図を修正したことに不満を示し、国際法に違反する行為だと批判し、違法な南シナ海の九段線の地図を削除するよう求め、商品不買の声を上げている」などとし、ツイッター上の複数の投稿を紹介している。

香港01の記事はまた、「南シナ海における中国の立場は九段線に基づいており、九段線は中華民国の十一段線に由来する。中華人民共和国成立後、十一段線の主権は共産党政府によって継承された。中国はその後、北部湾の二段を除いて九段線とした。中国は現在、中沙諸島と西沙諸島、および南沙諸島の一部を支配している。ベトナムは南沙・西沙諸島の主権を主張し、南沙諸島の一部を支配している」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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