Record China 2021年4月5日(月) 14時0分
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3月末に行われたフィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)後の羽生結弦のインタビューに、中国のファンから反響が寄せられている。
羽生は同大会、ショートプログラム(SP)で首位に立ちながら、フリーではミスが相次ぎ3位だった。インタビューで羽生は、「正直悔しい気持ちはもちろんあるんですけど、トレーニングの成果自体は、点数には結びついていないところでしっかりと出せてもいたので、収穫もありつつというところだと思います」と語った。
そして、「世界選手権に出るか出ないということをぎりぎりまで迷いましたし、3月に来る時にちょうど地震が起きて『これは出ない方が良いってことなのかな』とか、そもそもこのような状況で僕は出て良いのだろうかっていうことを改めて悩んで…結局来たんですけど(笑)。でもその来た理由は、完全に(五輪の)枠を取って、オリンピックにつなげていくことが一番だったので。だから、勝ち負けではなくて、とにかく日本の枠取りに全日本王者として最大限貢献するということを一番の目標にしてやってきました」と続けた。
さらに、「この世界選手権でノーミスできて、もし優勝することができたとしたら、かなり自分の中で満足できていたとは思うんですよね。ただ、それをさせてもらえなかったというか。確実に順調な階段を上っていって、完全に良い形で練習から6分間練習までいっていたとは思うんですけど、ちょっとしたズレで本番がポロポロと崩れてしまって。でも、それで良かったんじゃないかなって思うんですよね。『天と地と』は全日本で(4回転)アクセルなしの構成で完成できてると思うので、(4回転)アクセル込みのプログラムの完成形をちゃんと見せないとだめだよって言われたような気がして、またそれがモチベーションになっています」とも語った。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の羽生のファンアカウントが4日、インタビュー内容を中国語に翻訳して掲載すると、中国のファンからは「五輪出場枠獲得という目標は達成した。お疲れさま」「自分を責めないでね。あなたはすごいよ!」「ぜんそくの発作が出ていながら踏ん張ったのは、確かにトレーニングの成果。ゆっくり休んでください」「羽生くんは本当に進化し続けている!いろいろなアクシデントがありながら、自国の五輪出場枠のために出場した。本当に責任感のあるヒーロー」「羽生くんはますます大人になるね」「私たちは、彼が優勝できなかったことに泣き、残念に思い、(採点の)不公平さに不満を抱いた。でも、あの日(エキシビションで)彼の『花は咲く』は私たちの心を癒してくれた」といったコメントが寄せられた。
また、「『点数には結びついていないところでしっかりと出せていた』。国際スケート連盟(ISU)よ、聞いてますか?」「『点数には結びついていない~』の部分には賛同せざるを得ない」「フィギュアの採点はますます不公平になっている」など、羽生に対する採点が厳しいと訴える声も多数上がっている。
このほか、「次は4回転アクセル(4A)のある『天と地と』を見たい」と、羽生が「モチベーション」と語る4回転アクセル込みの演技を期待する声も少なくない。(翻訳・編集/北田)
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