アン・リー監督が英国アカデミー最高賞「フェローシップ賞」に、華人で初の快挙

anomado    2021年4月7日(水) 18時50分

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英国映画テレビ芸術アカデミーがこのほど、英国アカデミー賞で最高の栄誉となるフェローシップ賞を、映画監督アン・リーに授与することを明らかに。華人が同賞を受賞するのはこれが初めてとなった。

英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)がこのほど、英国アカデミー賞で最高の栄誉となるフェローシップ賞(BAFTA Fellowship)を、台湾出身の映画監督アン・リー(李安)に授与することを明らかに。華人が同賞を受賞するのはこれが初めてとなった。

中華圏で「終身成就賞」と紹介されているこの賞は、英国アカデミー賞を主催するBAFTAが1971年にスタートし、映画・テレビ・ゲームの世界に多大な貢献をした人物に授与するもの。過去にはチャールズ・チャップリン、スティーヴン・スピルバーグ、ショーン・コネリー、スタンリー・キューブリックらが受賞してきた。

台湾出身のアン・リー監督は、映画「グリーン・デスティニー」で米アカデミー外国語映画賞を、「ブロークバック・マウンテン」と「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で米アカデミー監督賞を、「ラスト、コーション」では「ブロークバック・マウンテン」に続き、ベネチア映画祭で2度目の金獅子賞を受賞。中華圏出身の代表的な映画監督として知られる。

今回の受賞についてBAFTA代表のマーク・サミュエルソン氏は、「卓説した映画人」と称賛。なお、今年で74回目を迎える英国アカデミー賞の授賞式は今月11日に開催される。(提供/華流・anomado

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