Record China 2014年5月1日(木) 12時26分
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30日、香港誌・鳳凰週刊の著名記者・段宇宏(ドゥアン・ユーホン)氏は「日本語無くして中国人は話ができるか?」と題した文章を中国メディア・百度百家に掲載した。資料写真。
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2014年4月30日、香港誌・鳳凰週刊の著名記者・段宇宏(ドゥアン・ユーホン)氏は「日本語無くして中国人は話ができるか?」と題した文章を中国メディア・百度百家に掲載した。以下はその概要。
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“混じり気のない純潔”な言語は、すでに消滅しているか、または消滅の危機にひんしている。純潔ではなく、対外的に開放され、包容力を持った言語こそが強大な生命力を有しているのである。現在、世界の主流の言語である英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語、日本語、ロシア語などはいずれもこれらの特徴を備えている。外来語がこれらの言語に常に新しい血を注入し、その表現力をさらに豊富にさせているのである。
では、我々の中国語は純潔なのだろうか?当然のことながら純潔ではなく、もしそうであったならば中国語はとっくに衰退していただろう。中国語は2000〜3000年の発展の歴史の中で、新鮮な血液である外来語を絶えず取り入れ、極めて強力な包容力を持つ現在の中国語へと発展してきた。
古くはギリシャ語やペルシャ語、サンスクリット語、アラビア語、満州語、モンゴル語などから、近代には英語や日本語、フランス語、ロシア語などから多数の外来語を取り入れてきた。
これらの言語の中で、中国語に最も大きな影響を与えたのは英語と日本語である。1980年代の統計によると、中国語の中の外来語の数量では英語がもっと多く約3000語、続いて日本語が約1000語となっている。
現在使われている中国語の中の日本語に由来する外来語は、科学技術や経済、政治、社会など多岐の分野にわたっており、その数量は非常に多く、使用率も非常に高い。もし、これらの「日本製中国語」を使用しなければ、現在の中国人はまったく意思疎通ができないだろう。(翻訳・編集/HA)
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