2014年4月30日、韓国・聯合ニュースによると、旅客船沈没事故の原因究明を進める調査員は現在、貨物の過積載と船の違法な改造が事故につながった可能性について調査を進めている。合同調査チームと現地の警察官によると、過積載と船の構造変更により船のバランスが崩れていた可能性が高いという。中国新聞社が伝えた。

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事故当時、船長を務めていたイ・ジュンソク容疑者は本来の船長の代理だった。韓国の検察官の話によると、本来の船長は船の運航会社である「青海鎮海運」に対し、船体のバランスに大きな問題があり揺れやすくなっていることを報告していたが、会社はそれを放置したという。仁川検察局は30日、同社の最高経営責任者（CEO）を事情聴取した。

また、事故発生の数週間前、乗務員は同社に対し操舵装置や電動油圧舵取機が故障していることを報告し、4月1日に修理するよう求めていたが、同社はこれを放置したまま運航を続けさせていたことが明らかとなっている。（翻訳・編集/藤）