Record China 2021年4月17日(土) 13時30分
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マスクを着用して話すよう指摘した小学生を殴打し脳振とうを起こさせた男に、韓国の裁判所が執行猶予付きの懲役刑を科した。写真はマスク。
マスクを着用して話すよう指摘した小学生を殴打し脳振とうを起こさせた男に、韓国の裁判所が執行猶予付きの懲役刑を科した。4月14日、聯合ニュースが報じた。
記事によると、男(39)は2020年10月17日の夜、自分の子どもを殴ったという小学生の男児に会うため、ソウル市中区のマンションを訪問。遊び場にいた男児を問い詰めたところ、「ちゃんとマスクをして話してください」と指摘を受けたという。
これに腹を立てた男は、男児をつかみ倒した後で激しく殴打。また、そばにいた別の小学生の男児に対しても手で頭や体をつかみ、床に倒すなどした。殴打された男児は脳振とうを起こし、倒された男児は全治6週間の重傷を負った。
傷害罪と児童福祉法違反の疑いで起訴された男に対し、大田地法裁判所は懲役6カ月・執行猶予2年の刑を言い渡した。40時間にわたる児童虐待治療プログラムの受講も命じた。
本件を担当したキム・ソンジュン判事は、「成人である被告人がまだ幼い小学生の被害者を殴打した点で罪は重い」としつつも、「すでに被害者の法定代理人らと示談が済んでおり、彼らが被告人の処罰を望んでいないことを考慮し量刑を定めた」と説明しているという。
この記事に対し韓国のネット上では、「文字だけを読むと加害者の男性が悪いけど、自分の子どもを殴った小学生が反省もせず言い返してきたのなら、男性側だけが責められるべきなのかな?」「自分の過ちを反省するどころか大人に指摘してくるような子どもが、将来どんな人間になるのか気になる」「幼い子どもを殴るのは本当にいけないことだけど、殴られた男児が気の毒だとは思えない。とんでもなく生意気だな」「自分の子どもが殴られたのなら『目には目を、歯には歯を』だ。子どもであっても暴力は許されない」「老若男女問わず、人を殴るのはいけないこと。この男性も処罰を受けるべきだし、その子どもを殴った小学生も罰せられるべきだけど、まだ幼いからそれは不可能かな」など、加害者側の男性を擁護するコメントが多く見られた。(翻訳・編集/丸山)
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