Record China 2021年4月20日(火) 9時20分
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18日、2021年の中国の映画興行収入が200億元(約3333億円)を突破。国産映画の活況ぶりが数字を大きく引き上げる要因となっている。
2021年の中国の映画興行収入が200億元(約3333億円)を突破した。国産映画の活況ぶりが数字を大きく引き上げる要因となっている。
映画産業のデータベース・灯塔サービスのリアルタイムデータによると、18日の午後4時24分に今年の映画興行収入(前売りを含む)が200億元を突破。映画館へ足を運んだ観客数は約4億7500万人、上映回数は3813.04万回となった。
同時に発表された今年の興行収入ランキングを見ると、10位までに登場した海外作品は、4位に入った米映画「ゴジラvsコング」の1作のみ。国産映画の活況と人気が顕著になっている。
ランキング1位となったのは春節(旧正月)の封切り後、ロングランヒットとなっている「你好、李焕英」で、興行収入は54億700万元(約901億円)。2位は人気シリーズの第3弾で、前作に続いて妻夫木聡をはじめ、長澤まさみや鈴木保奈美、浅野忠信など多くの日本人キャストが出演する「唐人街探案3」(僕はチャイナタウンの名探偵3)で、45億1400万元(約753億円)となった。
中国では5月1日から労働節(メーデー)の連休が控えており、このシーズンを狙って今月末から話題作が新たに投入される。昨年のこの時期は、新型コロナウイルスの感染拡大によって全国の映画館が閉鎖中だったが、今年は年初から、昨年の落ち込みを取り戻すかのような活況が続いている。(Mathilda)
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