中国人夫婦、大気汚染が原因で離婚―中国紙

Record China    2014年5月2日(金) 16時39分

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1日、京華時報は、北京のある夫婦が大気汚染による子供のアレルギーで別居した末、離婚することになったと報じた。写真は中国北京市。

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2014年5月1日、京華時報は、北京のある夫婦が大気汚染による子供のアレルギーが原因で別居した末、離婚することになったと報じた。

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夫の王(ワン)さんは2010年、10歳年下の妻との間に男の子を授かった。しかし、数カ月後、子供の体調が悪くなったため病院で検査をしたところ、大気汚染による呼吸器のアレルギーだと診断された。このままでは子供の成長に支障をきたすと判断した王さんは、妻と子供を海南省へ移住させ、離れて暮らすことを決意した。

しかし、長期にわたる別居に加え、妻と子供は見知らぬ場所での生活に慣れず不満を漏らすようになり、夫婦のけんかは絶えなかった。今年の旧正月の際には、妻が子供を連れて北京に帰省したが、スモッグにより子供の病気が再発。王さんは海南省に戻るよう妻に勧めたが、妻は別居を続けるなら離婚すると反論した。2人の間では言い争いが続き、時には殴り合いに発展することもあったという。

最終的に、王さんが裁判所に離婚の訴えを起こし受理された。王さんは、「スモッグは息子の健康を奪い、結婚生活も奪った」と語っている。(翻訳・編集/藤)

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