Record China 2021年4月26日(月) 8時40分
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20日、環球時報は、中国の第5世代戦闘機J-20の作戦能力向上について紹介する記事を掲載した。写真はJ-20。
2021年4月20日、環球時報は、中国の第5世代戦闘機J-20の作戦能力向上について紹介する記事を掲載した。
記事は、J-20の初飛行を担当したパイロットがメディアに対して「J-20は垂直方向に偏向する推力偏向エンジンを搭載すると同時に、対地攻撃能力が強化されるはずだ」と語ったことが19日に広く注目を集めたと紹介。この発言がJ-20への推力偏向エンジン搭載の証拠とする見方が出る一方で、専門家は「あくまでこのパイロット個人の願望に過ぎず、実証されたわけではない」と見ていることを伝えた。
その上で、ある専門家が米国やロシアの第5世代戦闘機がいずれも推力偏向エンジンを採用して失速時の機動能力を高めていること、さらに推力偏向ノズルが超音速時の機動性を高めるのに役立つことから、「中国が推力偏向エンジン技術を手に入れて、J-20に配備するのは当然の流れだろう」との見解を示したことを紹介している。
また、対地攻撃能力の強化についても専門家が「ステルス戦闘機の大きな機能は、大きな脅威の下で防空システムや指揮システムに打撃を与えること。そういった意味でも、必然のトレンドだ」と解説したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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