Record China 2021年4月21日(水) 10時20分
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神戸市立王子動物園で飼育中のメスのジャイアントパンダ「タンタン」について、「不整脈などがあり、投薬治療を行っている」と発表されたことが中国でも報じられた。
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同園の19日の発表によると、タンタンは今年1月下旬の定期健診で不整脈と心拍数の上昇が認められ、その後症状は落ち着いたが3月23日に再発した。加齢に伴う心臓疾患の可能性が高く、投薬治療が行われているという。
中国新聞網は20日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でタンタンのこうした状況を伝え、「タンタンは25歳で、人間の70代に当たる」と説明。回復の状況によってはすでに決まっている中国返還が中止されるかもしれないとも指摘した。
これに中国のネットユーザーからは「貸したパンダがどうして返されないの?」「故郷に戻ってきてほしい」「私たちの国宝なのに」という声や「日本人はタンタンにとても良くしている。年を取ったパンダは心臓病などになりやすい」「もし輸送で命に危険が及ぶようなら帰国は一時停止し、中国の専門家チームを派遣して検査してから決めてほしい」という声、「早期の回復を願っている」「健康は何より大事。タンタン、頑張って」「海外にいる全てのパンダが健康でありますように」などの応援メッセージが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)
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