Record China 2021年4月21日(水) 5時20分
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中国共産党中央軍事委員会の機関紙、解放軍報系の中国国防報は20日、韓国初の国産戦闘機「KF-21」について取り上げた。写真は韓国大統領府Facebookアカウントより。
中国共産党中央軍事委員会の機関紙、解放軍報系の中国国防報は20日、韓国初の国産戦闘機「KF-21」について取り上げた。
記事はまず、韓国・聯合ニュースの報道を引用。韓国防衛事業庁が9日、南部の慶尚南道・泗川にある防衛大手・韓国航空宇宙産業(KAI)の工場で、韓国国産戦闘機(KFX)の試作1号機「KF-21」の出庫式を開催し、韓国の政府、国会、軍、企業の主要関係者ら約250人が出席する中、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、試作機の登場で「自主国防の新たな時代が開かれた」とたたえたことを紹介した。
さらに、試作機の開発は2015年に始まり、KF-21は来年初飛行を行い、26年までに開発を終える方針で、28年までに40機を実戦配備する計画であることや、KF-21は第4.5世代戦闘機と位置付けられるもので、「準ステルス戦闘機」とも呼ばれ、第5世代ステルス戦闘機との最大の違いは内装式兵器倉(ウェポンベイ)を持たないことで、ミサイルは半埋め込み式で搭載されることなどを伝えた。
また、韓国政府は第三国への輸出にも期待を寄せているとし、直接的なライバルとなるのはトルコやインドなどが開発する「準ステルス戦闘機」だが、アップグレードされたF-15およびF-16戦闘機を多数輸出して政治的および経済的利益を得ている米国ともライバル関係になった場合、米国はKF-21へのコンポーネントの供給を遮断するなどの措置を講じる可能性もあると伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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