環球網 2021年4月23日(金) 8時50分
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アリババクラウドの世界シェアはグーグルの6.1%を超え、9.5%を占めた。資料写真。
調査会社ガートナーは21日、2020年世界クラウドコンピューティングIaaS(クラウドサービスの提供形態の一つ)市場追跡データを発表した。中国のクラウドサービスプロバイダーのアリババクラウド(Alibaba Cloud)は世界3位にランクされ、アジア太平洋地域で1位となり、世界シェアはグーグルの6.1%を超え、9.5%を占めた。北京日報が報じた。
2020年に世界のクラウドコンピューティング市場は急速な成長を維持しており、IaaSの市場規模は642億8600万ドルに達し、前年同期比で40.7%増加した。市場はさらにトップベンダーに集中し、アマゾン、マイクロソフト、アリババクラウドという「3A」が安定している。
クラウドコンピューティングは典型的なグローバル競争産業であり、中国市場も先頭に立つように発展してきた。報告によると、2020年の中国市場の成長率は60%を超え、世界で最も規模が大きく、最も急速に成長している市場の1つとなっている。
業界で見ると、アマゾン、マイクロソフト、アリババクラウドは金融、公共サービス、小売、教育などの主要業界でトップ3を保持している。中でもアリババクラウドは中国のオンライン教育市場の発展により、アマゾンとマイクロソフトを上回り、教育業界で1位にランクされ、世界シェアは24.3%に達した。さらに、小売業界でもアリババクラウドのシェアは基本的にマイクロソフトと同水準となっている。(提供/環球網・編集/孫ソウ)
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