台湾で“国産映画”が活況、ロイ・チウ主演「当男人恋愛時」も人気で大台に乗るか

Record China    2021年4月24日(土) 14時0分

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今年、台湾では台湾内で制作された映画が盛り上がりを見せており、年間の興行収入が10億台湾ドル(約38億円)を超える可能性が高くなっている。

今年、台湾では台湾内で制作された映画が盛り上がりを見せており、年間の興行収入が10億台湾ドル(約38億円)を超える可能性が高くなっている。

台湾では昨年7月、台湾文化部の指導の下で映画館や配給会社などが手を組み、“国産映画”を盛り上げるための組織「台湾電影起飛大聯盟」が成立。今年、同聯盟では「国片起飛一起拚」(国産映画は飛躍し共に戦おう)と銘打った活動を行い、22作品が名を連ねている。

今年2月に封切られた映画「角頭:浪流連」に続いて、今月1日から公開されている俳優ロイ・チウ(邱澤)主演の「当男人恋愛時」がヒットを記録。21日現在のデータで、“国産映画”の興行収入は6億3000万台湾ドル(約24億円)となっている。“国産映画”は昨年、71本が上映され、年間興行収入は8億7700万台湾ドル(約33億7000万円)だったが、今年は4カ月強で昨年の約7割に達していることが明らかに。「台湾電影起飛大聯盟」の後押しにより、今年は10億台湾ドル突破の可能性も高いと見られている。

なお今後は、映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」などで知られるヒットメーカーのウェイ・ダーション(魏徳聖)監督がプロデュースした「轉彎之後」や、レイニー・ヤン(楊丞琳)主演の「霊語」、俳優コー・チェントン(柯震東)、女優アンジェリカ・リー(李心潔)らが出演する「鱷魚」といった話題作が控えている。

「台湾電影起飛大聯盟」によると、台湾での“国産映画”のシェア率は毎年7%前後で、日本や韓国といった近隣諸国の20~30%に比べてかなり低い。今後3年以内に20%に引き上げることを目標に掲げている。(Mathilda

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