Record China 2021年4月26日(月) 10時20分
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23日、韓国・アジア経済によると、米国が自国産のコロナワクチンを優先的に確保するため輸出を制限する方針を明らかにしたことに対し、丁世均前首相が「チンピラのすること」と強く批判した。写真は米ワシントン。
2021年4月23日、韓国・アジア経済によると、米国が自国産のコロナワクチンを優先的に確保するため輸出を制限する方針を明らかにしたことに対し、韓国の丁世均(チョン・セギュン)前首相が「チンピラのすること」と強く批判した。
記事によると、丁前首相はこの日、CBSラジオの時事番組「キム・ヒョンジョンのニュースショー」のインタビューで、「韓国と契約済みのものがあり、いつまでに納品するという約束もある。米国が禁輸措置を取るのであれば、ワクチンを横取りするようなもの」と話し、上記のように批判した。
また「政府があらかじめ十分な物量を確保すべきだった」という指摘に対しても「上半期までに1200万人を接種する計画。これを見守ってから問題を提起しても遅くない」と強調、さらに「急ぎすぎても国民の不安を招くのではないか」とし、11月の集団免疫についても「必ず実現できる」と述べたという。
これを受け、韓国のネット上では「確かに米国はチンピラ。世界の秩序を壊している」「米国はかつて韓国を同盟国だと思っていたけど、今はそうではないようだ。特に今は特殊な状況で、ワクチンをたくさん持っていることが力があるという状況だから」と同調する声が上がっている。
ただし多くは「米国は悪くない。自国の国民を守るのが愛国」「しっかり外交してから発言すべき。これじゃまるで米国が人殺しのような言い方」「米国のせいにする前に、韓国政府は今まで何をやってたのか教えて」などと韓国政府に対する不満となっており、一部からは「中国には何も言えないくせに、米国や日本には非難ばかり」「北朝鮮が使ってる手口に段々似てきている」「本当に恥ずかしい」と厳しい指摘も寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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