トランプ氏「文在寅氏は弱腰、ただ一つの例外は…」―中国メディア

Record China    2021年4月27日(火) 15時20分

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中国メディアの観察者網は26日、韓国の文在寅大統領と米国のトランプ前大統領が対北朝鮮政策をめぐってバトルを繰り広げていると伝えた。

中国メディアの観察者網は26日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国トランプ前大統領が対北朝鮮政策をめぐってバトルを繰り広げていると伝えた。

トランプ氏は23日に発表した声明で、「私が最も困難な状況で知り合った(そして好きになった)金正恩(キム・ジョンウン)氏は、これまで文在寅氏を尊重したことはない」「これまで(北朝鮮の)南への侵略を止めていたのは私だったが、彼ら(韓国)にとっては不幸なことに、私はいなくなった」などとし、「文氏は指導者としても交渉家としても弱すぎる。ただ一つの例外は、米軍に対するぼったくりだけだ」と批判した。

記事は、トランプ氏がこうした声明を出したきっかけは、21日に文氏がインタビューでトランプ氏を「名指し批判」したことにあると指摘した。文氏は米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、「堂々巡りしており、成功できなかった」などとトランプ氏の対北朝鮮政策の失敗を指摘したほか、在韓米軍駐留費問題でのトランプ氏の要求についても「合理性を欠いていた」と批判した。

文氏は一方で、トランプ氏の北朝鮮政策への一定の貢献を認めた上で、「トランプ前政権が残した成果を、バイデン政権がさらに進展させること」に期待感を示した。5月下旬には菅義偉首相に次いで2人目となるバイデン氏との首脳会談に臨む。

記事は、官僚の性スキャンダルや不動産問題などの影響で、与党「共に民主党」が4月初めのソウル・釜山市長補欠選挙で惨敗したほか、政権支持率も低迷するなど、文氏が苦境に立たされていることを伝えている。(翻訳・編集/北田

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