Record China 2014年5月5日(月) 2時50分
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2日、韓国では「消費期限を過ぎた食品は売ってはならない」という法律を悪用し、食品を故意に販売せずに自分のものにするコンビニ店員が増え、店の経営を圧迫しているという。写真はソウル市内のコンビニ。
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2014年5月2日、韓国紙・朝鮮日報によると、「消費期限を過ぎた食品は売ってはならない」という法律を悪用し、食品を故意に販売せず消費期限切れにして自分のものにするアルバイト店員が増えている。このため経営難に陥る店舗も現れているという。3日付でチャイナネットが伝えた。
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江原道春川市でコンビニ店を経営するチョン氏は、夜間のアルバイトを廃止し、自分がシフトに就くことに決めた。開店して3年になる店舗だが、夜間のアルバイトが消費期限が迫った海苔巻やハンバーガーなどをレジカウンターの内側に隠し、期限が切れたところでこれを食べたり、家に持ち帰ったりするからだ。
「商品を隠して販売しないのは盗んだのと同じ。コンビニ経営はもともともうけが少ない。アルバイトがこんな風じゃ、これ以上やっていけない。売れ残った商品を処分するなら理解できるが、わざと商品を売らずに自分のものにするなんて」とチョン氏は嘆く。
だが、アルバイト側にも言い分がある。コンビニの時給は最低賃金を下回り、食事手当もないのが業界の慣習だ。江原道大学前のコンビニで働く若者は「期限切れの商品を食べるのは、店とアルバイトの間で当然のことになっている。最低賃金も食事手当もなければ、そうするしかないだろ」と話す。(翻訳・編集/本郷)
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