メーデー連休真っ只中の中国では、上海の人気観光地の外灘（バンド）に42万人が集まった。

中国ではドラマ「山河令」が大人気となっているが、ファンらが外灘でドローンによる豪華演出を行った。「山河令」のコンサートが5月3日と4日に蘇州で行われるが、それに先駆け、ドラマの名セリフや主役の名前、劇中で使用した道具などを300基のドローンで再現したのだ。夜空を彩るこの演出は大好評で、オンライン中継でも600万人以上が同時に鑑賞したとみられている。

この光のショーを目にしたファンからは「ロマンティック」「2月に放送が開始し、5月にライブで円満に別れる。ファンを楽しませてくれた『山河令』に感謝！」などのコメントが寄せられた。また、「山河は重しに足らず、重しは知己に遭うこと」「あなたには光るものがある、それをつかんでみたい」など、心に響いた名セリフを思い浮かべながらドラマとの別れを惜しむ声もあった。

上海の外灘では、春節連休や企業・大学の祝賀イベント、ロマンティックなプロポーズ演出などでドローンのショーが行われてきたが、ドラマの応援のために使用されたのは今回が初めてとみられる。

ファンの熱狂ぶりがとどまるところを知らない「山河令」。コンサートにも注目が集まっている。（提供/華流・anomado）