ダビデ像が倒壊の危機、伊専門家が警告=自らの重量による圧力や見学客による振動で―英紙

Record China    2014年5月5日(月) 20時29分

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3日、ルネサンス期のミケランジェロの傑作、ダビデ像の足首部分に細かい亀裂が見られ、倒壊の危機にさらされていると専門家が警告している。

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2014年5月3日、英紙デイリー・テレグラフによると、ルネサンス期のミケランジェロの傑作、ダビデ像の足首部分に細かい亀裂が見られ、倒壊の危機にさらされていると専門家が警告している。羊城晩報が伝えた。

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ダビデ像は高さ5メートル、重さ5.5トン。当初はフィレンツェの広場に350年余り設置されていたが、1873年に同市のアカデミア美術館に移設された。

イタリアの専門家は、使用された大理石の質がもともと悪かったことに加え、自身の重量で足首に圧力が集中していることや、年間100万人以上訪れる見学客の「振動」などにより、倒壊する可能性もあると指摘した上で、耐震設計が施された別の場所に移設すべきだと提言している。

インターネットでは、「数百年もの間立ち続けている。腰を下ろして休ませるべきだ」との声が上がっている。(翻訳・編集/NY)

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