米国でアジア系への攻撃増える、銃購入で自衛もなおさら危険との声も―中国メディア

Record China    2021年5月9日(日) 10時10分

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環球時報は6日、米国でアジア系住民を狙った攻撃が増加する中、アジア系の人々の間では自衛のために銃を購入する動きが見られるが、むしろ被害が大きくなる可能性があるとの指摘も出ていると報じた。資料写真。

中国紙・環球時報(電子版)は6日、米国でアジア系住民を狙った攻撃が増加する中、アジア系の人々の間では自衛のために銃を購入する動きが見られるが、むしろ被害が大きくなる可能性があるとの指摘も出ていると報じた。

記事はまず、西部カリフォルニア州サンフランシスコの中心部で4日、アジア系の女性2人が見ず知らずの男に刃物で刺されるという事件が起きたことを伝えた。記事によると、警察は逃走していた54歳の男を逮捕し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性もあるとみて捜査しているという。

記事はその上で、米誌フォーブスの報道を引用。ニューヨーク州のガンショップのオーナーによると、同店の銃の売り上げは新型コロナのパンデミック前と比べて倍増し、購入者の半数はアジア系であること、別のショップでは、初めて銃を購入したアジア系米国人の数が前年比20%増となったことを伝えた。

一方で、コミュニティー組織の関係者からは、「銃を買うだけでは問題は解決しない。銃を取り出すと相手からの攻撃が激しくなり、被害が大きくなる可能性があるからだ」と懸念する声が上がっているとも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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