Record China 2021年5月9日(日) 9時10分
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韓国でメルセデス・ベンツの売れ行きが好調を続けている。写真はメルセデス・ベンツのエンブレム。
韓国でメルセデス・ベンツの売れ行きが好調を続けている。7日、韓国メディア・ファイナンスニュースが伝えた。
記事によると、韓国における2021年4月の輸入車販売台数は2万5578台で、前年同月に比べ11.5%増加。そのうち1位と3位、4位を占めたのはメルセデス・ベンツ社の車で、合計8430台を記録し、32.96%のシェア率を占めた。
特に上位モデルの「Sクラス」(旧型も含む)については、1億ウォン(約973万円)以上の高額にもかかわらず、727台の売り上げを記録。4月27日にフルモデルチェンジモデルした新型Sクラスが発売になったことで、販売量が急増したという。新型Sクラスは発売からわずか4日間で689台が販売された。
最も安価な「ザ・ニューS 350 d」が1億4060万ウォン(約1368万円)で、最も高価な「ザ・ニューS 580 4MATIC」は2億1860万ウォン(約2419万円)とされる。
記事は「韓国は米国、中国に次いでベンツのSクラスが世界で3番目に売れる国で、 Sクラスは故郷のドイツよりも韓国で愛されている」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「両班(ヤンバン、貴族)意識がいまだに残る国だから、ベンツを買うことで両班だと思われたいんだろうね」「ベンツに乗っていれば路上でも路外でもばかにされることはないという悲しくも笑える現実」「持ち家じゃなくても高級車に乗っていればばかにされない国」「ベンツに乗っていれば尊敬してもらえると勘違いしている時代遅れの人たちが多い」など、冷ややかなコメントが多く寄せられている。
一方で、「国産車よりもいいのは事実だから、買う人を非難する気はない」「現代自動車の値上がりも一つの要因。今やGシリーズはドイツ車とほぼ同額だけど、品質はまだ劣る」「人生は一度きりなんだから、したいことをして買いたい物を買えばいい」など肯定的な意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)
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