人民網日本語版 2021年5月15日(土) 18時30分
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広西チワン族自治区林業局が12日に明らかにしたところによると、中国は初めてゴールデンヘデッドラングールの全ゲノム配列を取得した。
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広西チワン族自治区林業局が12日に明らかにしたところによると、中国は初めてゴールデンヘデッドラングール(白頭葉猴)の全ゲノム配列を取得した。ゴールデンヘデッドラングールがミネラルイオンを豊富に含む高アルカリ性カルスト地形の自然環境で長期的に生存できるゲノムの遺伝的特徴の秘密を解明した。新華社が伝えた。
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研究結果によると、ゴールデンヘデッドラングールには22組の染色体があり、23組のヒトと比べ1組少ない。リーフモンキー属とシシバナザル属(キンシコウ類)は類縁関係が近く、およそ950万年前に分化した。同じくリーフモンキー属のゴールデンヘデッドラングールとフランソワルトンが分化したのはおよそ450万年前で、ゴールデンヘデッドラングールの進化の地位と進化の節目が特定された。
ゴールデンヘデッドラングールは中国固有の種で、国家1級重点保護動物に指定されている。広西チワン族自治区のカルスト地形にしか分布していない。その数は1980年代に300匹以下まで減少した。保護主管当局及び科学研究機関の共同の努力により、現在は1200匹以上に上っている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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