中国人気ドラマのロケ地から「今年の避暑地」4選、「陳情令」など国営テレビが厳選

anomado    2021年5月24日(月) 14時50分

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中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)が、人気ドラマのロケ地となった場所から4カ所を厳選し、今年の夏休みシーズンにおすすめする避暑地を紹介している。

中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)ドラマチャンネルの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)公式アカウントがこのほど、「ドラマに登場する風光明媚な避暑地」のタイトルで、人気ドラマのロケ地となった中国国内の4カ所を厳選し、今年の夏休みシーズンにおすすめする避暑地を紹介している。

①北京・円明園

「宮廷の諍(いさか)い女」で清の雍正帝が、皇妃たちを連れて避暑に訪れるのが、北京市にある清代に築かれた離宮の円明園。4代皇帝の康熙帝が皇子に下賜した庭園が起源となっており、実際に雍正帝は紫禁城より自由に振る舞えるこの避暑地を愛し、毎年夏に訪れていた。

②雲南省・ナパ(納岶)海

今年ヒットしたドラマ「司藤」に登場して、その美しさで熱い注目を浴びたナパ海は、雲南省徳欽県のシャングリラ(香格里拉)にある季節湖。ナパ海を中心にした広大な自然保護区にあり、夏休みシーズンには水をたたえた湖となるため、ドラマと同じ風景が楽しめる。

③浙江省・百杖潭

2019年に大人気となった武侠ファンタジードラマ「陳情令」で、姑蘇藍氏の本拠地となる「雲深不知処」の撮影が行われた場所。浙江省南部の磐安県にあり、一帯は国家AAAA級の景観地となる。俳優シャオ・ジャン(肖戦)の演じた主人公・魏無羨たちが魚を捕ったり水遊びをしたりする名場面も撮影され、作品のファンなら一度は訪れたい場所となる。

④浙江省・雁蕩山

国内外で多くのファンを獲得したドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」のロケ地に使われた雁蕩山は、浙江省楽清市に位置し、中国の10大名山の1つに数えられる。俳優フー・ゴー(胡歌)が演じた主人公・梅長蘇が小舟に乗り、静かな湖面を進む幻想的な美しいシーンはここで撮影された。また、女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)と俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)主演のドラマ「神鵰侠侶」も、ここで多くのシーンが撮影されている。(提供/華流・anomado

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