Record China 2021年5月24日(月) 14時20分
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23日、観察者網は、東京電力福島第1原発で、放射性物質を含んだゲル状物体がコンテナから漏れ出していたことが明らかになったと報じた。
2021年5月23日、中国メディアの観察者網は「認めた!」と題し、東京電力福島第1原子力発電所で放射性物質を含んだゲル状物体がコンテナから漏れ出していたことが明らかになったと報じた。
記事は、東京電力が20日、3月に同原発1号機北側の排水路近くで見つかったゲル状の物体について、270個のコンテナを移動させた際、コンテナ内にある放射性物質を吸収した吸水シートなどから染み出した水分によりコンテナ底部が腐食して水分が染み出していたことを発見、ゲル状の物体はこの水分が固まったものであるとの調査結果を発表したと紹介。最大で毎時13ミリシーベルトの高い放射線量が記録されていたと伝えた。
その上で、東電が現時点でゲル状物体は全て収集して再度密封したとしており、港湾内の海水の放射能濃度に大きな変化がないことを理由に環境への影響はないとの認識を示したとする一方で、問題発覚から発表までに長い時間が空いたこと、降雨によりゲル状物体から放射性物質が海に漏れ出した可能性が高いことから東電の態度に疑問の声が出ており、日本のネットユーザーからは「自分勝手な見解。第三者機関の判断を受けるべきだ」との批判が寄せられた、と紹介した。
この件について、中国のネットユーザーは「漏れたら謝る。謝って終わりだから、また漏れる」「どうしてこれまで、われわれは日本人をモラルの高い民族だと思ってきたのか」「どうして無害だなんて平気で言えるのだろうか」「随分前からとっくに漏れ出してたけど、放射能濃度が高くなっちゃって隠しきれなくなったから、公表せざるを得なくなったのだろう」「もはや日本では日常茶飯事だな」「もはや故意に流している疑いさえ出てくる」といった厳しいコメントを残している。(翻訳・編集/川尻)
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