恐怖!エレベーターが突然1階から30階まで急上昇し激突、1人死亡―中国

Record China    2021年5月26日(水) 13時20分

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25日、中国メディアの頭条新聞によると、広東省でエレベーターが1階から30階まで急上昇して天井に激突する事故があり、1人が死亡した。

2021年5月25日、中国メディアの頭条新聞によると、広東省でエレベーターが1階から30階まで急上昇して天井に激突する事故があり、1人が死亡した。

記事によると、同省湛江市にある高層住宅団地で現地時間23日午後7時30分ごろ、市民1人がエレベーターに乗ったところ1階と地下1階の間で停止して動かなくなった。この市民が友人を通じて救助を求め、修理担当者が現場に駆けつけて救助活動に当たっていたところ、エレベーターが突然最上階の30階まで急上昇して天井に激突、乗っていた市民が死亡した。

同市市場監督管理局は25日、事故原因についてエレベーターの制動装置が故障していたとの初歩的な判断を下したことを明らかにした上で、自己調査チームを立ち上げて詳しい状況についてさらなる調査を進めているとした。

この事故について、中国のネットユーザーからは「これは恐ろしすぎる」「担当者が救助に駆けつけたのに死んでしまうとは……」「操作ミスなんだろうな」「エレベーターが落下して死亡するというのは聞いたことがあるが、天井にぶつかって死ぬというのは聞いたことがない。これも恐怖だ」「トラブルが発生したら全部の階を押せっていうけど、今のエレベーターはカード認証が必要なものが多くて全部の階を押せないから、そうなると死ぬのを待つしかないのかな」「助けが来て安堵したところで急上昇するなんて、その瞬間どんな心持ちだっただろうか」といった感想が見られた。

また「もうここの住民はエレベーター乗りたくないだろうな」との意見も。そして「こうなると、エレベーターのついていない古い集合住宅のほうが安全性が高いのではないかと思ってしまう」とするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

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