台湾当局の「大陸ワクチン」巡る思惑、英メディアに見透かされる―中国メディア

Record China    2021年5月30日(日) 17時0分

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28日、観察者網は、「台湾・民進党の中国本土ワクチンに対する思惑が、英メディアに見透かされた」とする記事を掲載した。写真は台湾総統府。

2021年5月28日、観察者網は、「台湾・民進党の中国本土ワクチンに対する思惑が、英メディアに見透かされた」とする記事を掲載した。

記事は、英BBCが28日に「台湾はウイルスと政治の間で選択をしなければならない」と題する文章を発表し、新型コロナ感染者が増加する中でワクチンが不足している台湾に対して中国本土がワクチン提供を申し出たことで、台湾の指導者は「進むも退くも難しい状況に陥った」と伝えたことを紹介した。

そして、BBCが「民進党政権はワクチンを探し、供給を待っている中で、わざわざ近くのものを捨てて遠くのものを求める必要はない」とした上で、ロンドン大学の専門家が「現在、民進党関係者の脳内では2人の小人がケンカをしている。かたや、中国本土のワクチンを受け入れれば中国本土が蔡英文(ツァイ・インウエン)総統よりも台湾市民の世話をする能力があることがはっきりしてしまうと考え、かたや、受け入れを拒めば民進党が政治を優先して台湾市民の健康を軽視したと取られかねないと考えているのだ」と解説したことを伝えている。

記事はさらに、BBCが「蔡総統は、中国本土がワクチン確保を手助けするどころかむしろ邪魔していると喧伝(けんでん)している」と伝え、蔡総統が先日「中国本土の介入により、独バイオンテック社とのワクチン契約が実現していない」と発言したことをその例として挙げたと紹介している。(翻訳・編集/川尻

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