中国で子ども3人まで容認、チャン・イーモウ監督夫人が“隠し子騒動”をネタに笑いを誘う

anomado    2021年6月1日(火) 12時50分

拡大

1組の夫婦に子ども3人までを認める中国の新たな方針について、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の夫人がSNSで発したメッセージに注目が集まった。

1組の夫婦に子ども3人までを認める中国の新たな方針について、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の夫人がSNSで発したメッセージに注目が集まった。

5月31日、中国共産党が中央政治局の会議で決定したもの。中国では2016年以降、1組の夫婦に子ども2人までが認められていたが、これをさらに緩和して3人までとする方針が明らかになった。

同日、チャン・イーモウ監督夫人の陳婷(チェン・ティン)さんが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、「子ども3人政策」の宣伝ポスターをシェアし、「すでに任務を完了」とコメントを添えて投稿。これがウェイボー上で大きな反響を呼び、「大笑いした」「罰金を返してもらえるの?」「あの罰金がもったいない!」「産むのが早すぎた」などといったコメントが集まっている。

チャン・イーモウ監督に、隠し子疑惑が持ち上がったのは2013年のこと。再婚して複数の子どもがいるとのうわさが浮上したのち、子ども3人の存在が明らかに。長男と次男が01年と04年に、チャン監督にとっての次女が06年に誕生していたことが分かり、14年1月には国営テレビ・中央電視台(CCTV)が、チャン監督に対して「一人っ子政策」違反として約750万元(約1億3000万円)の罰金が課されると報道。中国映画界を代表する存在のチャン監督だけに、世界中で報道され話題になった。

なお、現在40歳の陳婷さんは11年、31歳上のチャン監督と結婚。子どもたちの存在が明るみになってからは、ウェイボーで家族の話題をたびたび発信している。20歳になる長男の張壹男(チャン・イーナン)さんは、父親の映画「SHADOW/影武者」に実習生として参加し、19年には自身の初監督作品が上海学生映画祭で最優秀作品に選ばれた。現在は米国留学中で、父親の背中を追って同じ道を進むのではないかと見られている。(提供/華流・anomado

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携