2014年5月6日、「アジアの歌姫」テレサ・テンの生誕60年を記念する限定レコード盤の発表セレモニーが北京で行われた。捜狐が伝えた。

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「アジアの歌姫」として中華圏だけでなくアジアを席巻し、米タイム誌の「世界7大女性歌手」にも選ばれたテレサ・テン。1995年5月8日に気管支喘息の発作により42歳の若さで死去し、今月8日には19回目の命日を迎える。

6日、テレサの生誕60年を記念する限定レコード盤「テレサ・テン Just Beginning」の発表会が北京で行われた。発表会にはテレサの兄で、「テレサ・テン文教基金会」の代表を務めるドン・チャンフー（●長富/●＝「登」におおざと）さんらが出席。また、台湾の人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）や香港の歌手ケリー・チャン（陳慧琳）など、テレサのファンを公言する人気タレントらが、限定盤の発売を祝うビデオメッセージを届けている。

チャンフーさんによると、完成までに3年を経た同レコードは、テレサが約30年間の歌手生活で「夢を追った」記録だという。生前に歌った約1400曲の中から12曲を絞り込むのは、「非常に困難な作業だった」と語っている。

「テレサ・テン Just Beginning」は3000組限定で発売予定。ドーナツ盤の中央には13．14グラムの純金が使用されている。販売価格は1組につき4万元（約65万円）と非常に高額になるという。それだけにテレサの根強い人気がうかがえる。（翻訳・編集/Mathilda）