Record China 2021年6月1日(火) 20時20分
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1日、韓国・聯合ニュースは「ジャージにサングラスをはめて『日本のやつら』…“強世均”への変貌の行方は?」と題する記事を掲載した。写真は丁前首相のフェイスブックより。
2021年6月1日、韓国・聯合ニュースは「ジャージにサングラスをはめて『日本のやつら』…“強世均”への変貌の行方は?」と題する記事を掲載した。
記事によると、韓国与党「共に民主党」の大統領候補の1人、丁世均(チョン・セギュン)前首相が「イメージ刷新」を図っている。以前は「ミスタースマイル」と呼ばれるほど温厚な人柄で知られていたが、最近では支持者との集まりにジャージにサングラス姿で登場したり、「超強硬」な発言を連発する動画を公開するなど、連日「異色」の姿を見せているという。
日本政府が東京五輪の公式ウェブサイト上の地図に竹島を表記したことについても、「醜くて卑劣だ」「日本のやつら」などの表現で批判した。
こうした変化について、記事は「5%前後にとどまる支持率を上げるための布石とみられる」とし、「『大人しい中道』のイメージを壊さなければ、親文派の票を確保することはもちろん、変化に富む国民の心をつかめないとの判断だ」「丁前首相は李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事や李洛淵(イ・ナギョン)元首相と共にビッグ3候補とされているが、今のままでは勝てないと危機を抱いたようだ」などと説明している。
一方、一部では「やり過ぎると、『バランス感覚が良くて合理的』という本来のイメージが崩れてしまう」との懸念も出ている。最近では、丁前首相が公開した「毒づく丁世均」と題する動画に「やり過ぎだ」との指摘が相次ぎ、動画が削除されるハプニングもあったという。
これに韓国のネットユーザーからは「よくやっている。大人しくしていたら負けてしまう。日本にはもっと強く出てもいい」「寡黙なイメージだったのに(笑)。まあでも日本を叱るのはいいことだと思う」「何も言えない人よりは断然いい」など好意的な声が上がっている。
一方で「支持率が上がらないからやけくそになっている」「そういうのは似合わない。これまで通りでいいのに」「100%ただのパフォーマンス」と否定的な声も多く、「こんなレベルの低い人が大統領になったら大変なことになる」「悪口を言うことで国民の共感を得られると思っているのなら、国民をレベルの低い人間だと考えている証拠」「日本に問題が多いのは事実だけど、北朝鮮への態度と違い過ぎる。北朝鮮や中国にも言いたいことを言ってほしい」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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