anomado 2021年6月3日(木) 23時20分
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韓国の人気俳優ハ・ジョンウが、プロポフォールの違法投与の疑いで略式起訴された。写真はハ・ジョンウ(2015年、北京にて)。
韓国の人気俳優ハ・ジョンウが、プロポフォールの違法投与の疑いで略式起訴された。3日、韓国・聯合ニュースが伝えた。
記事によると、ソウル中央地検・強力犯罪刑事部は5月28日、ソウル市内の整形外科で睡眠麻酔剤であるプロポフォールを違法投与したとして、ハ・ジョンウを1000万ウォン(約98万円)の罰金刑で略式起訴した。略式起訴とは、懲役刑や禁固刑よりも罰金刑がふさわしいと判断した場合に、裁判ではなく書面審理によって罰金または科料を課す手続きのことを言う。
ハ・ジョンウは所属事務所を通じ「これまでの検察の捜査において事実はすべてお話した。処分は謙虚な気持ちで受け入れる」とコメントを発表。また、「にきびの痕を治すために皮膚科の治療を受けており、レーザー治療のように痛みを伴う際には、睡眠麻酔をした状態で施術を受けた」とし、「検察からは2019年1月から9月の間に、必要以上の投与が行われたと判断したと聞いている」と説明した。
そして「多くの方々に応援して頂いてきた俳優の身で、厳しい自己管理が必要であるにもかかわらず、安易な判断から過ちを犯してしまったことを反省している」「これまで私を応援して下さった皆様と、出演作品の関係者の皆様、所属事務所のスタッフや家族など、すべての方々に心から謝罪の言葉を申し上げる」と謝罪の意も述べたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「傷痕の治療で10回以上レーザー治療を受けたけど、プロポフォールの投薬を提案されたことはない。治療は言い訳だと思う」「患者名も変更してたらしいのに、韓国の法律は甘いな」「一般人が同じように使用しても罰金で済むの?」「ハ・ジョンウ好きだったのに。これは明らかに言い訳だな」「うそをついて良心が痛まないのかな」など、批判的な意見が多く寄せられている。
一方では「言い訳には聞こえるけど、罪を認める姿勢は悪くない。韓国屈指の名俳優なんだから、つらくても薬に頼らず乗り越えてね」「プロポフォールを一度使ったことがあるけど、別に麻薬のような感じではなく、一瞬眠ってから目覚めるだけだよ」など、擁護するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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